朝早くからタメルの町をぶらついていると、あちこちで肉の切り売りをやっていた。この店の斜め前では、屋台でイノシシの肉を切り売りしていた。この店ではご覧の通り、ヤギとニワトリを売っている。というか、ヤギとニワトリだけを売っているようにも思える。そして注目してほしいのは、台の足元。絶妙のバランスで台の水平を保っているのだ。これらの石はこの店にとってはなくてはならない什器の一部に違いない。特に右前足下の石の置き方は、店主がただ者ではない何かを感じさせてくれる。ところで、ヤギの頭は美味しいのだろうか。