今にして思えば、ご大層なタイトルを付けたものだ。有り体に言うなら「オッサンの徘徊記録」である。ただそれだけのことなのだが、町歩きの中で思わぬ発見や出会いがあったものだから、写真を撮ったりなんかして、つまるところ「本にでもしてみるか…」ということになった。しかも、家族や仲間内に見せると案外と好評なので、調子に乗って印刷までしてしまった。いわゆる自費出版というやつである。以来、暇に飽かして続けていたら6冊を数えるまでになった。当然出来の良いのと悪いのがあり、校正ミスなども少なくない。プロとしては情けない有様ではあるが、チカラある限りこれからも続くのだ。乞うご期待!