NAMASUTE/ネパール顛末記
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ネパールはカトマンズへとやって来た。
想像以上の町である。
野良牛をあちこちで見かける、
物乞いも少なくない。
ストリートチルドレンらしき
子供たちも目にする。
しかし、
町そのものに病んでいる気配はない。
アジア特有の力強さを、
この町も持っているのだ。
ボダナートの仏教寺院では、
お坊さんが日がな一日、
巨大なストゥーの回りを
時計回りに歩いていた。
修行の一つなのだろうが、
世間話でもしながら
暇つぶしに歩いているようにも見えた。
カトマンズの皆さん、お元気ですか?
(序文より)